環境への考え

環境への考え


その昔の諏訪湖は、泳ぐことができ、シジミが採れる程、綺麗で澄んだ湖でした。諏訪観光の中心地である諏訪湖。
水質改善は観光側面での課題であることはもちろんのこと、生物多様性の問題、そして下流域に水資源を届ける上での責任でもあります。
私たちは「諏訪湖は大きな空き家」であると捉えています。使わないと廃れてしまう。
だからこそ、たくさんの人が諏訪湖を利用できる環境作りを進め、興味関心を持つ人が増え、皆で手を取り合い、諏訪湖の美化に少しでも貢献したいと考えています。

私たちの取り組み


諏訪湖クリーンプロジェクト

ご支援いただいた区画をずっと綺麗に

2022年から始動した、諏訪湖クリーンプロジェクト。
多くの企業・団体様や個人の協賛者様にご協力をいただき、諏訪湖を綺麗にする活動を行なっています。

・諏訪湖をマップ上で 6エリアに分け、約190㎡(約57坪)毎に区画分けをします。 (1区画:190㎡→バレーボールのコートくらいの大きさです)

・1区画5,000円(税込)で協賛を募り、ご支援いただいた区画を1年間プロジェクトメンバーが清掃し続けます
 (4〜11月の夏季は4〜6日。12〜3月の冬季は週1〜2回)

・全1,034区画
[10区画以上のご支援をいただいた出資者様は、マップ上にお名前を掲示(任意)]

・ 活動の報告・広報 SNSやメール等で活動の報告を行います

<<当事業は『諏訪市』後援プロジェクトです>>

私たちができること


菱(水草)の除去作業

・夏になると諏訪湖に繁茂する水草の「
湖面を覆い尽くすほどに成長する菱は、諏訪湖の生き物たちの棲み家になるなど良い側面もありますが、「湖中の貧酸素」「他の水生植物の生育阻害」「船舶の航行への支障」「景観の悪化」などデメリットもあります。

成長してから除去することで諏訪湖の水質改善につながるため、諏訪湖クリーンプロジェクトでは自社制作の菱刈機やカヤックを使用してこの菱を除去する取り組みを行なっています。

浮遊ゴミの回収

諏訪湖には31本の河川が流入しており、浮遊ごみが溜まりやすい地形になっています。お菓子やお酒のゴミ、夏に行われる花火の破片など様々なものが諏訪湖を浮遊しています。
こうしたゴミに対して私たちはカヤックを使用したゴミ拾い、湖岸の美化清掃を行なっています。